口紅に含まれている発ガン物質

2e122937口紅は、油性成分に色素、界面活性剤、酸化防止剤、香料を添加したもので、通常は20種類以上の成分が含まれています。毎日6回つけ直す女性の場合、1日の使用量は最大114mg、その60%が口に入るとすると、約70mgです。口紅には発ガン性が報告されているタール色素が5%程度含まれているので、3.5mgの発ガン物質が口に入ることになります。

最近では、漬物やキャンディにタール色素は使われなくなっていますが、口紅に入っていれば食べているのと同じ影響が出ます。こんな発ガン物質入りの口紅は使いたくありませんよね。例えば欧米では、タール色素について規制があります。一番しっかりとしているのがアメリカで、色素全体を見直した結果、1970年からは35種類の色素を3つのカテゴリーに分けて許可してきました。

①飲んで体内に入る内用と、皮膚などに塗る外用に使用できる。

②内用だけに使用できる。

③外用だけに使用できる。

また、EUでは許可色素の数は日本より多いものの、やはり4つのカテゴリーに分け、規制されています。

①全ての化粧品に配合しても良い。

②目のまわりに使用される化粧品を除く全ての化粧品に配合しても良い。

③粘膜に接触しない化粧品だけに配合しても良い。

④皮膚に短時間しか接触しない化粧品のみに配合しても良い。

ところが、日本では化粧品に使用できる色素は、安全性が十分に保証されたものに限られているという理由で、厚生省令で許可されたほとんどの色素が、唇であろうが粘膜に近い目の周りであろうが、どれだけ使っても許されています。ですので、自衛が必要なのです。

 

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